経営理念マルハチ村松に関わる
すべての皆様で幸せを分かち合う。

私たちが常に大切にしている想いは、「信頼を積み重ね、皆で幸せを分かち合いましょう」という当社の経営理念です。
私たちが明治元年の創業以来150年の歴史を刻んでこれたのは、発祥の地『焼津』の皆様やお取引先様をはじめとした全ての方々と信頼関係を築きながら共に歩んでこれたおかげであると考えています。
お客様の喜びを私たち自身の喜びとし、信頼を日々積み重ねていくことが、 マルハチ村松に関わるすべての皆様の幸せにつながると、私たちは固く信じています。
仕事をしている中で判断に迷った時は、この経営理念を思い起こし、信頼を得るためには何をすれば良いのか、皆が幸せを分かち合うためにはどうしたら良いのかを考えるようにしています。

長期視点常に時代の変化に合わせて
挑戦し続ける。

日々変化する環境の中で現状維持することは、企業にとっては衰退を意味します。
当社は150年前に鰹節の製造から始まり、ダシ・天然調味料、健康・機能性食品素材、バイオ医薬品素材など、常に時代の先を見据え、変化に合わせてイノベーションを繰り返しながら成長発展してきました。
当社は株式公開企業ではありません。このことが目先の業績にとらわれることなく、常に次世代のことを考えた長期視点での経営ができる要因のひとつです。
そして現在も新たな挑戦として、当社では初めてとなる一般小売用のブランドの立上げや、新技術を用いた独自製法による業界初のダシ商品の開発などを行っています。
150年の伝統を大切にしながら、次の時代に向けて私たちは挑戦し続けます。

人財育成従業員の皆様は最も大切な財産。

当社では積極的に学び、個人の力を伸ばしていただくために、通信教育、資格取得の促進、外部講師による勉強会の実施など、会社としての支援体制を充実させています。これらの制度を利用してPhD、MBA、惣菜管理士、公害防止管理者をはじめとする様々な資格を持つ社員が増えております。
特別な技能を持っている人、元気だけは負けないという自信のある人、リーダーシップがあり仲間をまとめる力のある人、戦略・戦術を考えフォロワーとして活躍できる人など、皆さんが持つ力をさらに伸ばす努力、あるいは潜在的に持っている力を引き出すのが私たちの仕事でもあります。

風土相手の立場になって物事を考える。

当社の従業員は、皆、仕事には厳しく取り組んでいますが、会社の雰囲気は和気あいあいとしています。そして、仕事を楽しんでいる人が多いのが特徴です。
現在、ベテラン社員の知恵や経験と若手社員の活力や発想力の相乗効果を発揮できるような組織づくりを目指していますが、そのためには世代に関係なく仲間との絆を深めるための人間関係の醸成が必要です。マルハチ村松では、常に相手の立場に立ち、相手の気持ちになって物事を考えて行動することを大切にしています。

これから大切にしていきたいと考えていることは、職場の「心理的安全性の確保」です。仕事について、役職に関係なく考えていることを発言でき、対話を重ねていけるような風土を目指してまいります。

代表取締役社長 五代目 村松善八